↓の投票への道を書き終えてから、大山誠一郎「アルファベット・パズラーズ」を読み始めてみたんですが・・・おおお、めちゃめちゃ面白い!思わず一気読みしてしまいました。帯の「これぞ本格ミステリ」という言葉に偽りなし。これは傑作だ。個人的には、有栖川有栖「スイス時計の謎」や法月綸太郎「都市伝説パズル」と言った謎解きメインの傑作短編に匹敵、いや、スマートさから言ったらむしろ超えているのでは。短編集としての構成も素晴らしく、特に最後の一編(これだけは中篇)の衝撃と言ったらもう。これがデビュー作かぁ。間違いなく、ベスト5(しかも上位)に入ります。さて、下に挙げた5作の内、どれを落とすかが悩みどころだな。


おっ、気づけばここでも10位になってるぞ。(現時点)
http://mystery.parfait.ne.jp/kono_mys2005J/enq.cgi?
発行日が10/29というのが惜しいですね。あまりにギリギリだし。