今野敏 『隠蔽捜査』 7point

隠蔽捜査 (新潮文庫)

隠蔽捜査 (新潮文庫)

私にとっては珍しく、こういうタイプの小説を読んでみました。
一気に読めたしそれなりに盛り上がって面白かった。けど、あんまり印象には残らない感じ。でも、たまにはこういう警察小説を読んでみるのもいいかなと思ったり。(なんのこっちゃ)
私にとって致命的だったのは、警察機構の仕組みが全然分かっていないこと。警察庁とか警視庁とか長官官房とか、総務課長と刑事部長とか、どれが偉いのかさっぱり分からない。この小説を読む上での前提条件が欠けてたんだなと思います。てか、世の中の人は知っているものなんだろうか・・・