おおっ!『2005本格ミステリ・ベスト10』がもう出てる!今年は原書房サイトでの予告がなかったので、今日本屋で偶然にも見つけたときは嬉しかったなぁ。おっ、読者投票には知ったお名前がチラホラ。

1位は私としては意外でした。まあ私は読んでないのですが、ネットでいろんな方の感想を見ていると、皆さんなかなかの高評価ではあるのですが、絶賛しているサイトは見かけなかった気がしますので。
てか正直、このベスト3はいかがなもんなんでしょ。新人が次から次へと出て、出版社もミステリレーベルを新たに立ち上げ、今だに新本格ムーブメントは衰えていないように見えますが、結局は(新本格第1〜第2世代の)初期作家が評価されてるのかと思うと、ちょっとね。改めて最後のページにまとめられてる1996年以降の1位作品を眺めてみても、96年の京極夏彦を除いて、全員が第2世代以前組ですからね。私も初期作家が嫌いと言うわけじゃなく、むしろ大好きなのですが、こういうランキングは下克上的な波乱があった方が絶対面白いと思うし、ミステリ界も活気づくと思うんですよね。プロ野球界みたく、1位に新規参入するような新星が現れないかな。

ま、それはさておき。個人的に嬉しかったのは、私が投票した5作全てがベスト10入りしていること。私の本格観は正しかったことが証明された!…なんてね(笑)。読了数では、ベスト10の内7冊、ベスト20の内9冊、ベスト30の内11冊。11位以降ではたったの4冊でした… ちなみに、ベスト10の未読の3冊は購入済み。


ここ最近、全く本が読めてません。理由は単純、ドラクエ8の誘惑に引っかかってしまっただけ…