気になる値段

森博嗣の新刊『θは遊んでくれたよ』を買ったんですが、値段は900円(税抜き)。相変わらず高いんです。このシリーズ(シリーズ名はGシリーズに決まったみたい)から段組が1段組になってるし、無駄な余白(特に下の方)がやけに多いのが気になる…。
どうしても気になったので、ちょびっと計算してみました。
Vシリーズまでの従来の2段組の場合、1ページの文字数は[縦23文字×2段分]×18行=828文字。Gシリーズは、縦39文字×17行=663文字。つまり、(多少の誤差は無視して)1ページあたりの文字数は2段組に比べて80%ということ。
今回の『θは遊んでくれたよ』は約300ページあるので、以前と同じ段組であれば、240ページで済んだわけですよ。同じ森博嗣ノベルスで言うと、『虚空の逆マトリクス』が約250ページで780円なんですから、Gシリーズはやっぱり割高なわけです。ずるいぞ〜、講談社
私の場合は本を借りることは全くなく、100パーセント買うので値段って切実なんですよ。ケチくさいぞ!とは言わないでね…