ザ・ドリームマッチ’06

全体的に去年の方が良かったな。一番嫌だったのが、観客と志村けん以外の審査員二人。あの「え〜!」はないでしょう、あれはひどいよ。ああいうのを見てると、TBSのお笑い番組を作るセンスのなさを感じますよ。

一組目、浜田・敦コンビ。ダウンタウンフリークな私は当然ながら楽しんだけど、今回の企画にああいうのはちょっとずるいかなと。もうちょっと作り込んだネタが見たかった。ちなみに私は、最後まであの調子では終わらずに、途中で浜ちゃんがキレる流れになると思ってました。というか、そうなって欲しかった…
二組目、山口・天野コンビ。今回の七組中、一番安心して見れた。ネタ的にはまあまあだったけど、あんまり印象にないかも。同じことを繰り返しすぎな気がしました。
三組目、宮迫・亮コンビ。唯一の漫才で、それなりに息も合っていてうまかったと思う。ただ、あのネタ(ツッコミをいろんなパターンにするというネタ)は過去何回か見たことあるような気が。
四組目、ウド・出川コンビ。ネタとしては意外としっかりしてたと思うけど、演者があれでは…。ダメっぷりを楽しむために見る分には最高。
五組目、松本・三村コンビ。面白い!ごっつ時代のコントを思い出します。唯一悔しかったのは、スジャータという言葉を初めて聞いたこと(ネットで慌てて調べました…)。知ってたらもっと面白かったんだろうなぁ…。くそー。
六組目、田中・蛍原コンビ。田中の作るネタが好きなので、実は一番期待していたコンビ。田中独特のダークな雰囲気はやや出ていたけれど、もうちょっと弾けていればなぁ。ツッコミ役が八歳児設定なので、役柄的に激しいツッコミをできなかったのが、盛り上がりに欠けた原因だと思うけど。
七組目、大竹・遠藤コンビ。これも面白い。さまぁ〜ずらしいのコントだなという印象。後半になるにつれてグングンと盛り上がっていったのは唯一このコンビだけでは。

私的には、松本・三村コンビが1位、大竹・遠藤コンビが2位。実際の優勝は…全く予想してなかったので驚きましたよ。ネタとしては非常に微妙。が、ダウンタウンファンとしては最高。それにしても、前回のルールではともかく、今回の3時間制限というルールでも賞金500万っていうのは高くない?